酒の飲み過ぎで大量に吐血したらヤバイ!??

こんにちは、藤田です。

最近多くいただくご質問が「お酒を飲んだ時に血を吐いてしまう謎の症状」です。

ですので、今回は「お酒と吐血の関係」についてご紹介させていただきます。

ある目、突然血を吐いたので、よく調べたら食道静脈瘤からの出血だった、その静脈瘤は肝硬変が原因だったということがあります。

この静脈瘤は、静脈が太くなって粘膜から浮き出て、出血しやすい状態になっています。

そのため、いろいろな刺激で血管が破れ出血するのです。

食道静脈瘤の出血はたいへんなもので、ある目突然ドーッと出て洗面器一杯や二杯ぐらい出ますから、あたり一面血の海のようになります。

症状がすすむとこのような量になってしまいます。↓

→ 【閲覧注意】グロテスクなので苦手な方は見ないでください

第一回の出血で亡くなる率が四〇~八四パーセントという高率で、肝硬変の死亡原因の第一位になっています。

有名な落語寓が高座が終わって楽屋に帰ってきたとたん血を吐いて亡くなったことがありました。

何の症状もなくて、したがって医者のところへも行かないで、自分では健康だと思っていて、いきなり血を吐く、ということもあります。

いまは肝臓が悪いかどうかは検査ですぐわかるし、食道静脈瘤の有無はレントゲンや内視鏡ではっきりします。

出血しそうだとなったら、予防的に内視鏡的に硬化療法を行えばその危険はなくなります。
ですから、これは予防でき治療のできる病気です。

ところで、酒をしこたま飲んで、気分が悪くなってダーダーと吐く。

はじめはつまみに食べたものが出ますが、そのうち出るものが無くなる。それでも苦しんで吐いていると真っ赤な血がカパーと出ることがあります。

これはマロリーワイス症候群といって、あまりゲーゲーやったたために胃の粘膜が裂けてしまって出血したものです。
ビックリ仰天して病院に駆げ込む人がいますが、これは心配いりません。
すぐ止まります。

酔って気持ちが悪くなって吐くときは、あまり強烈に力をこめてやらないほうがよいでしょう。

それと、酒を飲んで血を吐いてしまうのは、肝機能が低下している証拠です。

ですので、次回は弱ってしまった肝臓を回復させる方法をご紹介します。

 

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