病気?お腹に水がたまる症状は危険なの??

こんにちは、藤田です。

最近、水にお腹がたまってしまう症状についてのお問い合わせを多くいただきます。

ですので、今回はこの「お腹に水がたまる奇病」を実話をまじえてご紹介します。

肝硬変になると腹に水がたまることがあります。
これは肝硬変症の重大な症状の一つです。

〈実話〉男性 55 会社員

私の同窓の医師からの「蛙腹です。よろしく」という紹介状を待った患者さんがやってきました。

彼は腹をかかえて診察室に入ってきましたが、一声発するごとに息が切れ、腹はパンパンにふくらみ、手足が細くなってまるで蛙のようなからだつきになっていました。

「やっときました。歩くのがたいへんです」といった状態で、診寮台に上がるにも腹、がジャマして足が上げられないほどです。

診察台の上で、「もういまにも腹が破れそうです。何とかしてください」と、彼は大きな眼で私の顔をじっとみっめていました。

腹をさわるとパンパンで、肝臓も何もわかるものではありません。

身長170チに対して、体重は87ロ、腹囲がなんと117チもありました。

よく話を聞いてみると、ここ数ヶ月酒量が増えて、一日にビール7本は飲んでいました。

それだけ飲むと、もう食事をとる気もしなくなり、梅干を一日に5、6個しゃぶるくらい。
そのうち腹がせり出してきて、妊娠8ヵ月くらいに大きくなってしまった。

何でこんなに腹が出るのだろうと悩んでいましたが、もしかしたらガンができたのかと、一時はガンノイローゼになりました。
しかし、ガンなら仕方がないと妙にあきらめの気分になり、医者にもみせず酒を飲みつづけていました」ということです。

この奇病の名は”腹水”

これは典型的なアルコール性肝障害で、肝臓に脂防がたまりそのために腹水が出たものです。

何もしないで放おっておくとこのようになってしまいます。

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ほとんど栄養らしい栄養をとっていなかったので、血液中のタンパク質が低下していっそう腹水がたまりやすくなっていました。

この場合の治療法としては、まずお酒をやめること。

お酒が原因ですから、お酒をやめることはもっとも根本的な原因治療になるわけです。
それから利尿剤を投与し、低タンパク状態を治すために栄養を補給すること、肝臓を強化する成分を取り入れること。

この4つを指示しただけで彼の病状はみるみるよくなりました。

まず腹のばれはどんどん減って体重は1日に2キロずつ減少し、1ヵ月後には22キロ減の62キロとなり、腹囲も117から87ンチと30ンチも減りました。
食欲も出てきて、顔色もよくなり、肝臓のはれもとれて二コニコしながら退院しました。

あなたに腹水の初期症状が出てきているのだとしたら、いったんお酒をひかえるようにして下さい。

コーヒーやウーロン茶などの利尿作用のある飲み物を代わりに飲むようにするといいです。

それと、肝臓が弱ってしまっているので、その機能を回復させなければいけません。

次回は肝機能を回復させる方法をご紹介します。

 

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