gotとgptが高いとどうなるの?

肝臓は症状が出にくいので定期検診を心がけることが大切ですが、これとても万能ではありません。

一般には、血液検査でGOTとかGPTという検査を行っていますが、GOTの正常値は三八単位以下、GPTは三七単位以下であり、それより多いと肝臓が悪いということになります。

しかし、それも”読みを深く”しないといけないのです。
GOTの正常値は三八以下なのに自分は四五だったから肝臓が悪い、といってふさぎこむ人もいますが、測定誤差のあることもあり、正常人の値のばらつきということもあります。

ですから、必ずしも高いとはいえないのです。

もし、たとえ高かったとしても、太った人は高く出ることもあり、前夜お酒を飲んだことによることもあり、心臓や筋肉の病気で上がることもあるのです。

ですから、″GOTが上がった、さあたいへんだ”とすぐ心配することはないのです。

そういうことも順に入れながら、しかしGOTやGPTが高げれば肝臓が悪いと一応考えて専門医の診断を受けると良いでしょう。

とくにお酒を飲むと上がる血液の検査にy・GTP(ガンマGTP)があります。

これはお酒に極めて敏感で、かくれてお酒を飲んでもすぐ分かってしまいます。

ですから、「この頃、お酒を飲んでいません」と答えても、血液検査をしてこれが上がっているのをみると、やっぱり飲んでいる、ということが分かり頭をかくということになります。

C型肝炎やB型肝炎がないかどうか、それらのウイルスの検査も血液で行うことができます。
さらに肝臓の検査のためには血液だけでは不十分なのです。

是非、必ず超音波検査なども受けることをおすすめします。

肝臓は血液と画像診断(すなわち超音波・CT・MRIなど)と両方、がそろってぱじめて診断できるものなのです。

たとえば肝臓の中の一部に径一センチメートル程度の腫瘍があったとした場合、血液検査のみではほとんど全くといっていいくらい分かりません。
超音波やCTによってはじめて分かるものなのです。

また最終診断のために「肝生検(腹壁から針を入れて肝臓の数ミリメートルの一部の組織をとってしらべる)」を行うこともあります。またカテ士アルによる血管撮影を行うこともあります。