怖っ!皮膚に黒い斑点がある人は要注意!

中年の方、とくに女性の方で日光に当たりすぎたりしますと、顔の一部にうす黒いシミができ、なかなかとれないことがあります。

これを肝斑(かんぱん)といっていますが、この意味は肝臓のような色をした斑点ということで、肝臓が悪いために出た斑占ではありません。

どうもこの名前が肝臓に関係があることと、シミやじんましんが出ると肝臓ではないかとい う感じから、心配して病院を訪れる人もいますが、まず肝臓とは関係ありません。

肝臓が悪いときは、皮膚全体が何となく黒ずんできます。

日に焼けたわけでもないのに色が黒ずんできた、というのが肝臓が悪いときの症状です。

顔などに出る赤い斑点は肝臓と関係があります。

これをクモ状血管腫と呼んでいますが、真ん中に赤い点があり、そこから四方に細い血管が拡がっています。

押すと、一時的に消えてしまいます。

斑点全体の大きさは数ミリから大きいのは直径数センチのものまであります。

できる場所は顔、首筋、肩、腕、胸などで、そのために赤らんだ顔、赤っぽい胸というように見えます。

よくお酒をたくさん飲む人の顔がいつも赤らんでいて、とくに首筋のあたりが酒に焼けたように赤くなっていることがありますが、よく見るとクモ状血管腫であることが多いのです。

この斑点は肝臓が悪いとき、とくに肝硬変のときに出ることが多いので、一応肝臓をよく調べる必要があります。

この斑点は肝臓がよくなればうすくなり、消えていきます。

ときには、もと斑点のあったところに淡い褐色の色を残すのみとなることがあります。