女性はお酒に弱いのか

お酒に強いか弱いかは先天的に決まっていて、それはアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが多いのか少ないのかのちがいによるものです。

したがって、この酵素が多ければ生まれつきお酒に強く少なければ弱いということになります。

もし女性が体質的にお酒に弱いとするならば、女の人にはこの酵素が生まれつき少ないはずです。

ところが、実際には男と同じように酵素を多くもっている人もあれば一つしかない人もいるわけで、男女差はまずないようです。

どんなにお酒に弱そうな顔をしていても、酵素を測れば、実はこの人はお酒に強いのだということがピタリとわかります。
最近はエタノールパッチテストといって、エタノールのついたパッチを皮膚につけ、皮膚が赤くなるのは酵素の少ない人すなわち酒に弱い人と簡単にわかるようになりました。

一般的には、女性は男性よりもお酒に弱いようにみえますが、これはお酒がきらいなのかまだその味に目覚めていないのか、お酒を飲む機会が少ないのかのどれかでしょう。

お酒をうまいと感じそして手元にお酒があれば、男性並みに飲むようになり強くなることはたしかです。

女性は肝硬変になりやすい

欧米では以前から、女性は男性に比べてお酒による肝硬変になりやすいということが指摘されています。
すなわち、男性と女性とか同時に酒を飲みはじめると、女性は男性の半分の期間で肝硬変になってしまうというのです。

このことはしかし、わが国でぱまだ十分に明らかにされていません。

というのも、女性の飲酒者が増えたといっても肝臓を悪くするまで飲む人ぱまだまだ数が少なく、肝硬変になったかならないかの統計がとりにくいからです。

一般に日本酒にして五合を10年飲んで肝硬変になるといわれておりますので、これから10年、20年後にどうなるか、そこではじめて明らかになることでしょう。

しかし願わくば、このような研究が必要とされる程お酒を飲みすぎないでほしいと思っております。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。