酒の飲み過ぎは脳を萎縮させる!脳細胞へのダメージが半端ない

肝臓が丈夫な人は、頭をやられる危険が大きいです。

老いの到来をいちばん敏感に感じるのは、記憶力の衰えを自覚しかときかもしれません。

「年寄りの物忘れ」という言葉もあるくらいですし、実際に高齢になると、人から聞いたこともすぐに忘れ、自分でついいましがた言ったことさえも覚えていないことが多くなります。

こうした記憶力の衰えは、何もお年寄りにかぎったことではありません。

酒飲みの脳もアルコールの害で大脳がやられ、記憶障害とか人格障害をきたすおそれが強いのです。

その頻度は年齢とともに増加し、六〇歳以上の二三パーセントに痴呆が見られます。

一般の場合、六〇歳以上の痴呆は四パーセントですから、相当高い頻度であることがおわかりでしょう。

とくに、アルコールによる肝臓障害が比較的少ない人に多いといえます。

「肝臓組」でないから安心というわけにはいかないのです。

ここで、私たち人間の脳に焦点を絞ってみましょう。

大脳皮質には、約一四〇億もの神経があって、それらが複雑にからみ合っています。

ここには新皮質と呼ばれる感覚・言語・運動・判断・思考・創造などの中枢がまとまっています。

新皮質は前頭葉、頭頂葉、側頭葉に分けられ、人間では、創造・意欲などや人格形成をつかさどる中枢のある前頭葉が、とくに発達しています。

どんな性格になるかというと、頑固でなかなか誤りを訂正しない。

善か悪か、良いか悪いか、白黒をはっきり言うようになるので、議論に奥行きがなく、話をしていると疲れます。

また、涙もろくて怒りやすい、ほれこみやすいが、ささいなことで怒りを越えて、恨みにかわりやすいなどの症状です

よく、上司の人にみられるタイプです。

一度、頭のCTを撮ったほうがいいとすすめてみましょう。

三〇歳代の若い人でも、酒飲みの人では、脳の萎縮が見られるので油断は禁物です。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。