【骨密度低下】骨が痛いのは飲酒が原因でひびが入っているから!?

アルコールの害は、末梢神経系や筋肉や骨にもおよび、さまざまな障害を引き起こします。

皮膚には痛覚とか温覚、冷覚などがありますが、何かの原因で感覚の異常をきたします。

しびれなども、そうした感覚の異常の一つです。

アルコールによるしびれは、両足のふくらはぎより下の部分、ちょうどソックスをはいたあたりに起こりやすく、感覚麻疹をともなうのがふつうです。

こうした皮膚感覚の異常は、アルコールによる末梢神経障害と見られます。

似たような症状で、俗にこむら返りといって足の筋肉がつることがありますが、これは肝臓障害のときにしばしば起こる症状で、末梢神経系の障害があるしびれとは違います。

筋肉痛も酒飲みに多い筋肉の障害です。

スポーツしたあとに痛打筋肉とは若干痛み方が違い、アルコール筋症といって、指などで押すとよけい痛みます。

骨も老化現象をきたし、もろく、骨折しやすくなります。

常識では考えられないような軽い打撲などで、ポキリと骨折してしまうケースが少なくありません。

骨にすがぱいったようになってもろくなる骨粗親症というのがありますが、骨の蛋白質とカルシウムが減少し、背中や腰の痛みのほか全身の骨が折れやすくなり、とくに大腿骨頚部の骨折が目立ちます。

歌手の美空ひばりさんが、大腿骨の骨頭壊死という難病にかかり、長期間の入院治療で大勢のファンをやきもきさせました。

大腿骨骨頭壊死は、酒飲みに多い病気で骨頭がっぶれて変形してしまうために、歩くと股関節痛が出てきます。

この病気の治療は、最終的には合金製の入工骨頭や入工関節を入れる手術となります。

美空ひばりさんは酒が大好きで肝臓障害も起こしていたと週刊誌で報じられていました。

まず酒を止める治療を受けるべきだったとくやまれてなりません。

血液では、禁酒すると1ヵ月くらいで、なぜか白血球が異常なほど増加します。

ふっう白血球がふえるという現象は、感染症にかかったときです。

そのため、腹痛があって検査の結果白血球がふえているようなときは、虫平炎と間違われることも少なからずあります。

これは、禁酒により、造血機能へのアルコールの抑制がはずれたために、白血球が一過性に増加するものと考えられます。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
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