酒で記憶をなくす癖を予防するには

度をすごした飲酒は、「酒、人を飲む」というくらいですから、往々にして他人を傷つける結果となります。

それでも、酔いのさめたあとは、ふつうならば後悔するはずです。

そのうえで都合の悪いことは「俺そんなこといったかな?」などとトボケて通すのが酒飲みの通例です。

しかし、記憶がないよとか「覚えがない」がほんもので、かつ頻繁に起こるようならば、飲みすぎの危険信号と判断して節酒を心がけたほうがよいでしょう。

たとえば、したたかに酔って駅で降車したところまでは覚えている。

しかし、自宅には、どうしてたどり着いたかまるで覚えていない。

朝起きたらきちんとパジャマ姿でふとんに寝ていた、といったケースがそれです。

記憶からすっぽりと抜けている部分があり、それがどう考えても埋められないからといって、それが即、専門的にいう「ブラックアウト」と考える必要はありません。

なんとなくわからない部分があるという、いうならば″グレーアウト“もあるわけです。

ただし、こうした経験がたび重なるようであるならば、その人の血中アルコール濃度は相当に高い状態にあるという証拠です。

つまり、記憶がなくなるというのは、「血中濃度が高くなっており、この状態がつづくとちょっと危険」という体からのシグナルにほかなりません。

こんなときは、やはり、節酒したほうがいいと考えてください。

私は、以前、マンションの八階に住んでいたことがありますが、エレベータに乗って八階に止まるまでの時間の感覚で酔いを判断していました。

目を閉じて開けたら八階に止まっていたといったときには、かなり酔っているというふうに考えていたのです。

ですから、それを一つの目安として、三度つづくと、酒を控えるようにしました。

こういった心がけも、酒と長くつき合うコツといえるでしょう。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
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