脂肪肝に効く!肝臓に良い食べ物でgptを下げよう!

にんにくは弱った肝臓の働きを盛んにし、初期の肝臓病には確かな効果を示します

香辛料として料理をおいしく変身させてくれるにんにくは、自然の万能薬でもあります。

その薬効は、生活習慣病の改善から、健康の維持・増進まで、枚挙にいとまがありません。

そうした数多い効能の中でも特筆したいのは、肝臓への働きです。

そもそも私がにんにくの研究に魅せられるようになったきっかけば、いまから三十数年前に肝臓へのにんにくの働きを知ったことにあります

。当時、厚生省が認可している肝臓病の医薬品は3種類で、いずれも慢性の肝臓病に用いる対症療法的な薬だけだったので、私は急性肝炎に効く薬を研究していました。

さまざまな実験を繰り返すなかで私は、昔からにんにくが肝臓の働きをよくするといわれていることに着目しました。

そこでマウスを使った実験でにんにくを試してみました。

実験では、にんにくのほか、肝臓によいといわれる甘草や朝鮮人参など8種類の漢方生薬を、別々のマウスに注射しました。

そして、21時間、48時間、72時間後に肝臓をとり出し、どのように変化しているか電子顕微鏡を使って調べました。

結果は、にんにくを投与したマウスの肝臓は、24時間後から細胞の中のミトコンドリアや小胞体などの小期間が、他のマウスよりも大きくなっていました。

ミトコンドリアとは、食物成分を酸化して細胞のエネルギーをつくり出す役目をしています。

小胞体は、タンパク質の合成を行う粗面小胞体、それ以外のいろいろな物質の代謝を行う滑面小胞体があります。

これらの器官が大きくなっているというぷとは、肝臓の細胞が活性化し、肝機能がよくなっていることをあらわしているのです。

私は、活性化された小胞体を見たのはそのときが初めてでした。

電子顕微鏡をのぞきながら、非常に興奮したことを覚えています。

その後、肝炎や肝硬変のマウスを使った実験でも、にんにくの効果を確認しました。

にんにくは弱った肝臓の機能をみごとに回復する力を持っていたのです。

にんにくには、アルコールの代謝を促す働きもあります。うさぎに95%のアルコール5mlを注射すると、酔っぱらって1時間ほど寝てしまいます。

ところが2~3日前からにんにくを与えておいたうさぎだと、同様にアルコールを打っても、5分ぐらいするとふつうに動きだすのです。

この場合も、にんにくの働きによって、肝細胞の小胞体が活性化し、アルコールという異物を無毒にする能力が高まったといえます。

こうしたにんにくの作用は、人間の肝機能にも好影響を与えます。

実際に、初期の肝炎の人に、にんにくを多めに食べてもらい経過を見たことがあります。

肝機能を示す検査値GOT、GPTがともに300を超えている人に、にんにくを5~6かけ食べてもらい、10日後に検査をしたのです。

すると、それまで薬を飲んでも100以下には下がらなかったGOT、GPTがともに、60前後に落ちていたのです。

このほか、私は患者さんに、にんにく療法をアドバイスして、300も400もあった肝機能の検査数値を、正常値の40工洲に戻した例をたくさん持っています。

こうした改善例を数多く見ると、にんにくの強肝作用は、身近な二日酔い防止から肝臓病予防にまでこたえてくれる確かなものだといえます。

ふのりも肝臓に良い食べ物

海藻のふのりは免疫力を高め、短期間で肝機能を改善する効果があります。

ふのりとは海藻の一種で、中国明代の書物『本草綱目』の中に紹介されている安全性の高い健康食品です。

主成分である硫酸多糖のフノランと、食物繊維など自然の恵みがいっぱい含まれており、生活習慣病の原因になるといわれている活性酸素を消去する働きのあることが推定されます。

ふのりを食べることで人間が本来持っている自然治癒力が高まり、ガンや肝臓病、糖尿病などの生活習慣病に効果的だと考えられるのです。

いまから十数年前、研究の一環で私白身が初めてふのりをとった翌朝、あまりの体の軽さに、地下鉄のホームから地上まで、階段を駆け上がる体験をしました。

とり始めてから1週間ほどだつと、多少の無理がきく感じを味わいました。

効果の早さを実感し、外来患者さんにも、ふのりをとることをすすめる場合が多くありますし、私や家族もとりつづけています。

転移性の肝ガンであった義父は余命6ヵ月といわれましたが、ふのりをとらせたところ3年間も命を延ばすことができました。

ふのりをすすめる理由は、

第1に食品なのでだれが食べてもほとんど副作用がないこと。

第2に①一局血圧、②肝機能障害、③胃腸障害(便通障害)、④ガン、の4つについては非常によい効果が見られるからです。

たとえば、ある肝機能障害の患者さんは、ふのりをとるようになって2週間でGPTが90→30、GOTが75→28と、いずれも正常値にまで下がりました。

では、ふのりがなぜ肝臓病に効くのか?

その根拠については、マウスに投与した実験データなど、科学的検証が進められていますが、次のような理由が考えられます。

第1には、ふのりの中の多糖類(=食物繊維)が腸の異常発酵を防止し便通を促して、腸内をきれいにし、肝臓への負担を少なくするから。

第2には、ふのりの粘り、ヌルヌルの主成分であるフノランに抗ウイルス作用や免疫促進活性があると考えられているから。

ふのりは、さほど高価なものではないので利用しやすい素材です。

デパートや漢方薬局で海藻ふのりを買ってきて、ご家庭で就じて飲んでもかまいませんし、穎粒状や粒状のふのり加工食品を利用するのでもよいでしょう。

量を調節して、自分の体に合った量を飲むことがたいせつです。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。