キッチンドリンカーの症状は?

全国のアルコール専門施設で新しく受診した女性のアルコール依存症の数が増加しています。

すなわち、1986年から1987年にかけてその数は二倍となり、男女合計の依存症中に占める割合も6%から12%に倍増しています。

とくに29歳以下の女性のアルコール依存症が増えていると報告しています。

男性の場合は、職場や取引先とのつき合いなど、人とのコミュニケーションのためのお酒が大部分ですが、女性の場合、とくに主婦は事情が違って人とのつき合いというよりは一人で飲打、それも家庭内の問題、夫や子供についての悩みから逃れるための一人で飲む酒、台所でひそかに飲む酒「キッチンドリンカー」が多いのが特徴です。

さらに飲み出したらのめりこみ、お酒をやめられなくなるようで、一年後の断酒率は男性は30%、それに対して女性は極端に少ないとのことです。

女性のアルコール依存症の問題は欧米では40年も前からとり上げられておりますが、わが国では、それを追って最近増加しつつあるようで、これからの大きな問題の一つとなることでしょう。

お酒を飲む女性が増えている

学生に「お酒を飲む人は手を上げて下さい」と聞いてみたことがあります。
そうしましたらほとんど全員が手を上げました。

わが国において、女性の飲酒率は第二次大戦前は10%でしたが、戦後やや増して40%となり、現在は20歳代の女性はほぼ90%は飲んでいる、あるいは飲んだことがあるという統計です。

わが国のアルコール消費量は年々増加していますが、この原因の大きなものに惰性の飲酒人口の増加があげられるでしょう。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
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