嘘?しじみ習慣は効果なし?胡散臭いんだけど…

肝臓病にはしじみが効くといわれるが、その効果に疑問に思っている人が多いようです。

しじみは胆汁の出をよくするが、高タンパクの食事のほうが効果的です。

昔はよく、肝臓病にはしじみが効くといわれて、肝臓の悪い人はみんなしじみ汁を飲んだものです。

いまでも肝臓病で入院した人に、おじいさんやおばあさんがしじみの汁をもってきて飲ませているのを見かけます。

そういう親心というのは本当にありかたいものです。

しかし、肝臓病で入院したからといって、病院ではしじみを特別にそえるとか、毎回しじみのみそ汁を出すようなことはしません。

では、しじみが肝臓病に効くというのは単なる迷信かといいますと、そうでもありません。

しじみの本態については、まだはっきりとわかっていませんが、しじみの成分には利胆作用があることはわかっています。
しじみ習慣に関しても、あながち嘘とはいいきれないわけです。

つまり、正常な肝臓からは胆汁が出てくるわけですが、肝臓が悪いときには胆汁の出が悪いことがあります。

そういうときに、しじみを食べるとその利胆作用によって胆汁の分泌がよくなるということはいえるでしょう。

それが、しじみが肝臓病に効くといわれる理由の一つかもしれません。

しかし、これはあくまで一時代昔の話であって、いまは肝臓病だからといって、しじみを多く与えるということはありません。

それと同じ作用の薬がありますから、それを使います。

ところで、肝臓病の食事療法で大事なことは、高タンパク、高ビタミン、高カロリー、とくに高タンパクの食事をとるということです。

しじみ習慣をたくさん食べるよりも、そういう食事をしたほうが何倍も肝臓にはよいということになります。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
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