原因不明のウイルス性肝炎はアルコールのせいではない

アルコールは直接の原因ではないが、飲んでいると悪化させます。

ウイルス性肝炎というのは、あくまでもウイルスが原因です。

ウイルスが体に入って、それが体との反応によって肝臓がやられた状態です。

肝炎ウイルスにもいろいろあって、A型ウイルス、B型ウイルス、C型ウイルス、その他にDやEのウイルスなどがあります。

いずれも、ウイルスが入っただけですぐ肝炎になるわけではありません。

ウイルスが入って、さらに肝臓との反応を起こしてはじめて肝炎になるのです。

ですから、そのときの体の健康状態、つまり抵抗力、免疫力が非常に大切になってきます。

一般的には、一度ウイルスにかかって免疫ができますと、もう一生二度とかかりません。

はしかと同じようなものと考えてよいと思います。

一度はしかにかかりますと、一生二度とはかかりません。

それと同じように、一度B型肝炎ウイルスにかかって抗体ができますと、もう二度とはかからないのです。

ところで、ウイルス性肝炎は、お酒も原因になっているかということですが、この場合、直接の原因にはなっていません。

ウイルス性肝炎はあくまでもウイルスが原因で、お酒とは直接関係ありません。

ところが、お酒をふだん飲んでいる人は肝臓の働きが弱くなっています。

とくに大酒家はそうです。

しかも、あまりものを食べないので低栄養の状態になっているために、ウイルスに対する抵抗力も落ちています。

このように抵抗力が落ち、栄養状態も悪く、ビタミン不足にもなっているということで、よけいウイルス性肝炎が悪くなるということはあります。

たとえば、カゼを引いたときにお酒を飲めばよけいに悪くなります。ウイルス性肝炎とお酒の関係はそのようなものです。

ウイルス性肝炎のときは、お酒はつつしむことです。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
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