たった10日!?脂肪肝の治療期間は意外と短い

脂肪肝は早い場合は10日、普通数力月断酒すれば治ります。

お酒を飲みすぎて、肝臓に脂肪がたまった状態を脂肪肝といいますが、だいたい肝臓全体の30%以上の細胞が脂肪をもっている状態をいいます。

これは個人差もありますが、統計的には三合以上五年以上飲むとなるとされています。

もちろん急にできる脂肪肝というものもあって、五合くらいの酒を一週間ほど飲みつづけただけでもなることがあります。

脂肪肝になるとどういう状態になるかといいますと、肝臓に脂肪がたまっていくのですから、まず肝臓が大きくなってきます。

普通の肝臓は右の肋骨の内側にあって、肋骨の中に鎧に隠れるように包まれていますから、外からはさわれません。

ところが、脂肪肝になって肝臓に脂肪がたまってきますと、大きくなって肋骨の下に顔を出してきます。

たとえば10センチくらい大きく顔を出してきます。

さて、そういうときに、どのくらい断酒すべきか、どのくらい断酒すれば脂肪肝が治るかということですが、これは意外と早く治ります。

不思議なくらいです。

非常に早い場合には10日ぐらいでよくなります。

普通、数ヶ月断酒すれば、脂肪肝というのはほとんどよくなると考えてよいでしょう。

脂肪肝はウイルス性の肝炎などとちかって、アルコールが原因であることがはっきりしています。

したがって、お酒をやめるという、原因に基づく治療ができるというわけです。

ちなみに、ウイルスによる肝臓病というのは、ウイルスを追い出すのが原因治療ですが、ウイルスを追い出すということは現在でもなかなか容易ではありません。

したがって、原因治療ができにくいのです。

ところが、アルコールの場合には、原因に基づく治療ができます。

アルコールさえ除去すれば、それ以上悪化することはありません。

少なくとも脂肪肝の状態なら、治りやすいということができます。

酒飲みの人にとって、脂肪肝と診断されたことはショックかもしれませんが、むしろ原因の明らかな、治りやすい病気であることを知って胸をなでおろすことでしょう。

脂肪肝のうちなら治ります。

肝硬変になりますと治りにくくなります。

お酒を飲んでも、なるなら脂肪肝まで、ということでしょヽつ。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
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