疲れですか?酒ではとれませんよ?

酒では精神的疲労はとれるが、肉体的疲労はとれません。

さあ帰ろうか。きょうも一日よく働いた、疲れた、クタクタだ、というとき、サラリーマンなら帰りに一杯やっていくか、という気持になります。

この、一杯やってきょうの疲れをとろう、さっぱりしよう、というときの疲れとは肉体的な疲れよりは精神的な疲れが主でしょう。

ゴルフのあとの一杯は気持のよいものです。

これはひと汗かいて、気持のよいお風呂に入って、あるいはシャワーを浴びて、そこで冷えたビールをイッキに飲むからさわやかなので、飲んでいくうちに体がだるくなり、眠くなってきます。

帰りの車の中ではダーグー寝てしまうものです。

お酒は疲れをとったのではなく、ゴルフの緊張をとり、精神的疲れを治したのです。

そして口が乾いていたためにビールがうまかったというわけです。

ですから、お酒の効用としては精神的疲労をとるために用いるのが一番で、肉体的疲労をとるには泥のようにぐっすり眠ることでしょう。

それまでの苦労、緊張を一気に解放してしまうためです。

そういうわけで、何かの完成記念パーティ、就任祝賀パーティなどは、お酒のもっともうまいときでしょう。

一番気持のよいのは主催者で、それを完成させた当事者です。

集まった多くの人びとが口ぐちに「おめでとう」という、視線が自分に集まる。

その視線には祝福しようとする気持と、ちょっぴり嫉妬心と、ごちそうになっている満足感がある。

それらに応え、わき上がる拍手をおうように手で制しながらゆっくりとうま酒を飲む。

天下の美酒、苦労は霧のように消えていきます。

これこそ、お酒は疲れをいやす、でありましょう。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。