一日の飲酒量~適量ってどれくらい??

 一般に一日3合以上、5年以上飲み続けるということはアルコール性脂肪肝や肝炎のできる必要条件であり、一日五合以上、10年以上はアルコール性肝硬変のできあがる条件であるとされています。

ですから、1日5合以上はまず絶対に肝臓をいためる量であり、1日3合以上は、″これ以上は危いぞ”という量を示しているということができます。

次に、1日のアルコール代謝量からみてみましょう。
成人では体重1キログラム当たり、1時間につき0.1グラムのアルコールが処理されます。

そうすると、体重60キロの人は1日かかって144グラムのアルコールを処理できることになり、1合の酒に含まれるアルコール量は26グラムですから、それで算出すると1日約6合ということになります。

ところが、この6合というのは24時間かかって処理することのできる最大量ですから、これは肝臓を休みなく働かせて疲れさせる量ということになり、5合以上という前出の統計の値と一致します。
やはり5合以上はいけないということになります。

そこで安全域ですが、実際は夜飲んで翌朝は仕事をするわけですから、12時間で処理できる量というと最大3合となり、安全域とすれば2合以下となります。

次にカロリーの面から考えてみましょう。

総摂取カロリーの50%以上をアルコールからとるような酒の飲み方をすると、肝硬変になるといわれています。

つまり、1日2000カロリーを標準とすると、その50%というと1000カロリーで、アルコールーグラムが7カロリーですから、アルコールで14グラムに相当し、これは日本酒5.5合ということになります。

やはり5合以上は危険だということです。

ところで、総カロリーの30%以下なら安全ということで計算すると、3合以下になります。
ここでもまた3合という数字が出てきました。

この3つの根拠から、3合以下さらに2合以下なら安全、5合以上は肝硬変という結論が導き出されるわけです。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
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