肝臓の数値を下げる食べ物、それは卵です!

コリンを多く含む卵が脂肪肝を予防するだけでなく、肝臓の数値改善にも効果を発揮します

定期健診や人間ドッグなどで脂肪肝と診断される人がふえてきています。

脂肪肝とは、脂質代謝の異常によって肝臓に余分な脂肪がたまり、肝臓の働きが低下した状態をいいます。

これまで脂肪肝自体はあまりこわくない病気とされてきましたが、長引くと肝硬変に進む危険性もあることがわかってきたため、決して軽視はできません。

脂肪肝の原因は、アルコールの飲みすぎや脂肪の多い食品のとりすぎ、運動不足などで、コリンというビタミン様物質が不足しても起こります。

というのは、アルコールや食事でとった脂肪分が肝臓で代謝されるときに、コリンが十分にないと、それが円滑に行われないからです。

いわば不完全燃焼を起こすようなもので、そのため使い切れない脂肪が肝臓にたまると考えてよいでしょう。

実際、脂肪肝の治療にコリン製剤がよく使われますし、ほかにも慢性肝疾患、肝機能の改善、高脂血症などにも使われて、かなりの効果を上げていると高い評価を得ています。

コリンは人間の体内でもある程度はつくることができますが、とてもそれだけでは足りません。

ことに肝臓の数値が悪く脂肪肝と診断された人、そして日ごろからアルコールの飲みすぎや脂肪の多い食品をとりすぎる傾向にある人は、食品からも積極的にとる必要があります。

そこでぜひおすすめしたいのが、コリンを多く含む代表的な食品、卵です。

コリンはピーナッツや枝豆、大豆などの豆類、レバーなどにも含まれていますが、卵にはこれらの食品よりはるかに多くのコリンが含まれています。

効率よくとるなら、やはり卵に軍配が上がります。ちなみに鶏卵1個(60g)の中に、コリンは0.18gも含まれています。

肝臓の数値が気になる人は、アルコールや脂肪の多い食品を控えて野菜をたくさんとり、適度な運動を心がけるとともに、卵を1日1個は食べるようにしましょう。

卵は完全栄養食品といわれるほど、コリン以外にも体によい栄養素をたくさん含んでいます。

コレステロールを気にする人もいますが、健康な人なら1日2~3個食べても、まったく心配はいりません。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
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