肝臓の働きを良くする漢方はこれだ!

1日3杯の菊花茶を飲めば、肝臓の働きを良くし、目の疲れをとってくれます。

「肝は目に穴を開く」。これは二千数百年前の中国で作られた、中国医学の書物に記された言葉です。

現代的に言いかえると、「肝臓の疲れは眼精疲労や視力低下につながる」という意味です。

実際、肝臓が疲れると老廃物が体内にたまるため筋肉が痛んだり、栄養が行き渡らずに爪がもろくなったり、目が疲れたりかすんだりします。

こんなとき漢方では、肝臓の働きを良くするために菊の花を用います。

菊は、中国では薬用植物として親しまれ、古くから「肝・腎・肺を強くする」といわれるように、肝臓の疲れをとり肝機能を高めて目をよくする効きめがあります。

なかでも、杭州地方でとれる白菊、杭菊花は効果も高く、ほかの菊よりも苦みが少ないのが特徴で、日本にも生薬として輸入されています。

日本では食用菊として一般に黄色い菊が使われていますが、これにも同じような効果があります。

そのままおひたしやお吸い物に入れるなどして食べるとよいでしょう。

菊の花が食べにくい人におすすめなのは、菊の花を乾燥させ、それを就じた菊の花のお茶=菊花茶です。

また、菊の花に杓杞の実を合わせたものを煎じて飲むのもよいでしょう。

漢方の処方では、より効果を高めるために、2つ以上の薬草を組み合わせ、さらに他の6種類の滋養効果のある生薬を加えて作られることが多いのです。

この2つを組み合わせ、さらに他の6種類の滋養効果のある生薬を加えて作られた丸薬もあります。

杞菊地黄丸といって「飲む目薬」といわれるほど目の疲れをとり除いてくれます。

特にパソコンを使うせいで目が疲れる人におすすめします。

目の症状の強い人は丸薬を利用し、毎日つづけて目の健康維持をばかりたい人は菊花茶がよいでしょう。

菊花茶のいれ方は、乾燥した菊の花6gに対し、拘杞の実10gを合わせたものを、600gの水で約20分弱火で煮出します。

これをこしたものを1口分として飲んでください。

このお茶の効果は、私白身も次のような経験から実感しています。

あるとき薬剤師が集まった会議で、話が長引き、室内は空気がよどみ、みんなしだいに集中力がなくなってきたころ、ティーブレイクで菊花茶が出たのです。

そうしたら視界すっきりし、のばせもとれて気分爽快になったことでした。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
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