空きっ腹に酒を飲むと胃が痛いって人は…

空きっ腹にお酒を飲むと胃を痛め、食べながら飲むと肝臓が働きやすくなります

駆けつけ3杯といいますが、すきつ腹に流し込むお酒は確かに五臓六肺にしみ渡ります。

酒飲みにはこたえられませんね、休の細胞のすみずみまでがうるおうあの感じは。

実は、これにはちやんとしたわけがあるのです。

空きっ腹の中にお酒が入ると、まってましたとばかりに胃はアルコールを吸収し始めます。

そしてそのスピードは、ものを食べながら飲むときの1.5倍から2倍も速くなり、血中のアルコール濃度のピーク値も高くなります

これが体のすみずみを血液に乗って一気に駆けめぐるわけですから、アルコールが五臓六肺にしみ渡ると感じるのも道理です。

ところが、あなたがお酒のうまさの快感に浸っている間に、肝臓のほうは、こんなのんびりしたことはいっていられません。

一気に吸収されたアルコールを分解しようとねじり鉢巻きでフル回転しなくてはならないからです。

こんなとき肝臓が元気に働くためにはタンパク質やビタミンが必要ですが、もしお酒だけ飲んで食事をとらないと、こうした栄養素が不足して肝臓に負担がかかりやすくなります。

このため、空きっ腹にお酒を飲かのは肝臓を痛めることになるのです。

また、食べながら飲むと肝臓が働きやすくなるというのも効用の一つです。

何か食べると胃や腸に血液が集まってきますが、肝臓の血流もふえ、ふだんの7~8割は多くなります。

肝臓は血液に浸された海綿のようなものといえますが、血流か増すと肝臓は働きやすくなるのです。

また、飲酒量も無理せず減らせるというめでたい結果につながります。

肝臓ばかりでなく、空きっ腹に飲かのは胃も痛めつけることになります。

からっぽの胃にアルコールを流し込むと、その強い刺激で胃の粘膜がやらわてしまうのです。

お酒の席では「食べながらゆっくり飲む」というのが、いつまでも楽しくお酒とつきあうための極意なのです。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。