二日酔い防止策~酒を飲む前にやるべき3つのこと

辛い二日酔いにならないよう、転ばぬ先の杖と飲み始める前に牛乳や胃腸薬を飲み、睡眠も充分取っていざ決戦といければ良いのですが、お酒は飲み始めてからペースが変わるもの。

「今日は疲れているから軽くおつき合い程度に飲んで早めに切り上げよう」

「打ち合わせを兼ねた夕食会だから、お酒は殆ど飲むことは無いだろう」

「部下の歓送迎会、挨拶して軽く飲んだら後は若い者に任せよう」

等という心づもりの時に限って予定は未定で、おつき合いが二軒、三軒とハシゴになったり、夕食会の後宴席が用意されていたり、軽く飲むつもりが、部下からの相談を受けることになったりと、普段からお酒は飲める方の人に限って二日酔いの道に引きずり込まれることも多いようです。

ここからは、そのような時のための「飲む前に出来る二日酔い防止策」をご紹介します。

①二日酔い防止策~水分コントロール

数年前までは、二日酔いの原因はアルコール代謝中に出来るアセトアルデヒドと考えられて来ましたが、現在ではアセトアルデヒドの影響よりも、脱水やビタミンとミネラルの喪失、低血糖状態と低酸素状態の方が影響が大きいと考えられています。

これは、アルコールの利尿作用や呼気や発汗促進により、体内の水分バランスが崩れ、酔いが醒める頃には血液中の水分が欠乏し、体内物質の代謝や酸素の運搬などに支障を来しているという考え方です

水分が不足するのであれば水分を補給すれば良いのですが、アルコールを含む水分を補給してしまっては意味がありません。

正しい補給法は、飲み終わりにアルコール抜きのレモン系の飲み物を500mlから1l程度飲むことです。

居酒屋であれば最後の二杯ぐらいで、ウーロンハイ・お茶(イーレモッサワー等の焼酎抜きをオーダーします。バーであればブラッディーメアリーのアルコール抜き(つまりトマトジュース) ・オレンジジュースーホットレモネード等をオーダーします。これならば見た目はお酒を飲んでいるように見えますから不自然ではありません。

そして、就寝前にコップー杯分の水を飲めばさらに効果的です。

宴席の中で上手くオーダー出来なかった場合は、コンビニエンスストアーや自動販売機のスポーツドリンクを利用します。

吸収率が速くミネラルやビタミンCも補給できるスグレモノですが、高血圧の方は塩分を摂りすぎる恐れがあり、糖尿病の方は糖分が過剰になる場合がありますから、350ml缶程度にして、他のミネラルウオーター等を利用してください。

寝付けなくなる可能性もありますが、タンニンを多く含む、紅茶や烏龍茶も選択肢の一つでしょう。

②二日酔い防止策~ビタミンやミネラルを補給する

これも飲み終わりか就寝する前に実行すると効果的です。

ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンEと共に、亜鉛やマグネシウムーカリウムを補給します。

これらの成分はお酒を飲んでトイレに行く回数が増えると流失しやすい為不足してしまうのです。

病院で検査を受けたとき等に処方して貰う方法や薬局やドラッグストアーで購入し常に数セット鞄の中に準備しておくことも可能ですが、最近はコンビニエンスストアーのサプリメントコーナーに飲酒後に向くようブレンドされた商品がありますから「飲み過ぎたな」と思ったら購入して、残りは次回のためにキープしておくのも良いでしょう。

③二日酔い防止策~糖分を補給する

お酒を飲んでつまみを食べると一時的に高血糖状態になるのですが、その後、アルコールの作用により基礎代謝の充進、高血糖に反応してインスリンが放出され血糖値が低下しても、肝臓がアルコールの処理に追われてグルコース(糖分)を生産できない等の理由で、リバウンドのような低血糖が起こります。

低血糖の症状はいわゆる二日酔いによく似ています。

これを防止するため、お酒を飲んでしばらくしてから(飲んで一時間から一時間牛後)に糖分を補給すると良いのです。

飲み終わって家に帰り軽くシャワーでも浴びたら、寝る前に果物を少し食べたり、オレンジジュース等を飲むと良いでしょう。

ちなみに、糖尿病と診断されて血糖値を下げる薬を飲んでいる人は、お酒を飲むとかなりの確率で致死的な低血糖が発生しますから、お酒を飲むのは血糖値が安定し先生から許可を貰ってからにして下さい。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。