二日酔いに効くものはこれ!食べ物ベスト3

アルコールは肝臓で分解されるのですが、あまりにもお酒をたくさん飲みすぎて、翌日になってもまだ肝臓で分解しきれずに残っている状態、これが二日酔いです。

二日酔いを早く治すためには、アルコールの分解を助けてやらなくてはなりません。

二日酔いに効く食べ物3位~果物を食べろ!

そこでアルコールの分解を促進するものはないかといいますと、ただ一つあります。

それはフルクトース、つまり果糖です。

したがって、果糖をたくさんとれば、肝臓を助けてアルコールを分解し、酔いが早くさめ、二日酔いも早くよくなります。

では、どういうものに果糖が入っているかといいますと、その名のとおり果物です。

二日酔いに効く果物

リンゴ、ミカン、柿などの果物なら何でもよいということになります。

酔いざめには柿などが好まれるのはそのためです。

宴会などで酔いを早くさましたいと思ったら、最後に出てくる果物などをパクパク食べればよいのです。

ところで、この果糖は砂糖の中にも入っています。

砂糖、つまりスクロースはブドウ糖と果糖が一つずつ入っており、分解されると果糖が出てきます。

ですから、果糖をとりたければ砂糖をとればよい、甘いものなら何でもよい、ということにもなります。

果物ばかりではなく、何か甘いもの、ヨーカン、お菓子、チョコレートなどを口にすることです。

だいたい二次会や三次会あたりになりますと、果物の大盛り、チョコレートなどが出ますが、もう食べるものは結構だ、何か軽いものにしてくれ、というわけでこういうものになります。

つまみとしては安上がりでよい、と幹事は安心しているようですが、実はそうではありません。

果物やチョコレートには果糖がたっぷりと入っており、そのため酔いを早くさまします。

したがって水割りやブランデーのお代わりが多くなり、決して安上がりの二次会ではすまないことになってしまいます。

バーやラウンジでは、そこまで知ってのことかどうかはわかりませんが、二次会に果物やチョコレートを出すのは売り上げを伸ばすための陰謀であるかもしれません。

お酒を飲んで二日酔いとなり、翌日甘いものを食べるなどというのは、辛党が急に甘党になったようでサマになりません。

頭の上から足の先まで辛党をもって任じている人は、何をいまさらヨーカンなど食えるか、という気持にもなるでしょう。

辛党は、たとえ二日酔いであろうとも自分の酔いを大切にしたいのかもしれません。

だから正反対の、酔いを消す働きの果糖の入っている甘いものなどには手を出したくない。

辛党と甘党とが厳然と分かれていて、お互いに節操を守っているのは、辛党はあるいは本能的に甘いものは酔いをさますことを知っているからかもしれません。

というわけで、二日酔いには果物や甘いものがよく、辛党は恥をしのんで甘党になるべきで
あります。

二日酔いに効く食べ物2位~二日酔いの朝はコーヒーを飲め!

カフェインがだらけた神経をシャンとさせる効果があります。

コーヒーは二日酔いに効く

コーヒーをいくらガブ飲みしてもアルコールは分解しませんし、二日酔いを直接治すものではありません。

しかし、コーヒーの中のカフェインは中枢神経を興奮させ、利尿作用があるので、だらけた神経をシャツとさせ、尿をたくさん出して、アルコールやその分解産物を追い出すのを助ける働きはあるでしょう。

朝のコーヒーは気分のよいものです。

朝日がまぶしく差し込むテラスで、香りのよいコーヒーを一杯口にすると、その日の活力が湧いてきます。

とくに低血圧気味の人は、朝はぼんやりして頭も働かないので一杯のコーヒーは欠かせない、という人が多いようです。

これは中枢神経を興奮させ緊張させるからです。

ですから、人によっては、夕方コーヒーを飲むと夜眠れないということにもなります。

このようにコーヒーには興奮作用があるのですが、アルコールに対抗してそれを消すという力まではないようです。

しかし、一般的な意味で目をしっかりさますという働きはあるので、二日酔いの朝に飲んで悪いことではありません。

そのうえ、水をガブガブ飲み、カフェインの利尿作用によってよけいなものをどんどん尿に出してしまうというのであれば、それは結構なことです。

コーヒーで思い出すのは映画の「駅馬車」です。

あまりにも有名なこの古典的名作はジョンウェインの颯爽たる姿が大きく目に浮かびますが、そのとき一緒に出ていた飲んだくれの老医者が妙に印象的でした。

この医者はヤブ医者なのか名医なのかはわかりませんが、いつも泥酔しており、みんなから尊敬もされていません。

ところがある日、女性の容態が急におかしくなり、医者に知らせると、飲んでいた医者は急にシャンとし、厳しい目つきとなり、腕まくりしながら、

「お湯を釜一杯に沸かせ。シーツを用意しろ」

などと命令して、そして一言いいました。

「苦いコーヒーをガブガブ飲ませてくれ」

二日酔いに効く食べ1位~酒を飲む前は牛乳を飲んでおけ!

アルコールの吸収をおくらせる効果があります。

牛乳は二日酔いに効く

空腹でお酒を飲むと酔い方が早くなり、ときには冷や汗が出て気分が悪くなります。

ところが、牛乳などを腹に入れてから飲むと、それを予防することができます。

よくかけつけ三杯は悪酔いするといわれますが、これは空腹で飲むと、一気に多くのアルコールが吸収されるからです。

アルコールはそのままの形ですぐ吸収されますが、もっとも多く吸収される場所は小腸です。

それも胃を出てすぐのところの十二指腸と、小腸のはじめの部分です。胃からの吸収はその次で、比較的少ないということになります。

ですから、飲んだものが胃からすぐ腸へ流れれば、吸収が早いのでそれだけ早く酔ってしまいます。

たとえば、胃を手術で切ってしまった人は胃がほとんどないので、アルコールはすぐ腸に入り、すぐ吸収され、早く酔い、酔い方も強くなります。

逆にいうと、お酒を飲んでも、そのお酒がすぐに腸に流れていかなければ早く酔うことはありません。

ものを食べると胃の中で消化液とゆっくり混じり合い、こなされて、それから徐々に腸へ流れていきます。

そのときお酒が入りますと、お酒も食物と一緒に胃の中にとどまって、ゆっくりと腸へ出ていくので、吸収がおくれ、早く酔わないということになります。

第二に、ものが入っていたほうがアルコールの吸収がおくれます。

空っぽのところにアルコールだけが入るとすぐ吸収されますが、油っこいものなどと一緒にアルコールが入ると吸収が
おくれます。

ですから、何か食べてから飲む、または飲みながら食べるとゆっくり酔うわけです。

では、どういうものを食べるとその目的にかなうのかといいますと、タンパク質や糖や脂肪分が適当に混ざっていたほうがよいということで、牛乳とかチーズとかがよろしいということになります。

しかし、そのためにわざわざ牛乳屋さんを探して飲むということも大変ですから、何かを口に入れておく、腹がへりすぎていたら、そば屋で月見そばでも食べておく、ビスケットを口にしてもよいのです。

どうしても前もって食べる暇がなかったら、宴会のとき飲みすぎないうちに食べておく、ということでもよいでしょう。

そうすれば自分の体調をととのえ、ゆっくりと気持よく飲むことができます。

普通の人で体調もよく、昼食も十分とったという場合には、わざわざ酒の前に牛乳を飲む必要はありません。

要は、あまり空腹状態でお酒を飲むと酔いすぎてひどい状態になることがある、ということを知っていてほしいのです。

空腹でカケツケ三杯はよくあまりせん。

食べてからにしましょう。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。