肝臓がダメージを受けて弱っている時の症状をチェック!!

肝臓は″沈黙の臓器”といわれています。

肝臓が悪くなっても痛くなるということは滅多にありません。
その点、胃なら痛くなるやら吐くやらします。胆石にいたっては七転八倒の苦しみにもだえるはずです。
ところが、肝臓はひたすら黙っているのです。
また肝臓は、ふだんはその全能力のごく一部が働いているにすぎません。
あとは休んでいます。
余裕があるのです。

ところが、いったん事が起こった場合には、総動員して働きます。
このように肝臓は、やられても働かされても何ら不平もいわず、黙々として仕事をしているのです。
しかし、それもある限度までで、それを越えると叫び声をあげます。
それも大きな声でばないのですが。

ここでは、その叫び声の一般的な例を述べます。

①カゼのような症状

急性肝炎の初めの時期には、頭痛、発熱、のどの痛み、だるさなど、カゼとそっくりの症状が出ます。
カゼは万病の元とはよくいったものです。

肝臓病のはじまりはカゼとよく似ています。
ただカゼとちがうのは、カゼなら数日でだんだんよくなり、だるさもとれるのに、肝臓病の場合は数日では決して治らず、だんだんだるさがひどくなってくるということです。

②腹をこわしたような症状

腹痛があって下痢をし、吐き気があって食欲、がないという、いかにも胃や腸をこわしたような症状、があってからだがだるくなり、黄疸が出てくるということがあります。

③だるさ

からだがだるいという症状はどんな病気にもありますが、肝臓病ではとくに強いようです。
急性肝炎では、だるくて歩くのもやっと、ということがあります。

④食欲がなくなる

何を食べてもおいしくない、砂をかむようだ、とくに油っこいものは鼻についてとても食べられない、ということがあります。

⑤酒量がおちる

毎日の晩酌が楽しみだったのに、何だか酒がうまくない、すぐやめたくなる、ということがあります。
このように酒量が急におちたことで急性肝炎の初期が発見されることがあります。

なお、肝臓の病気には、この他にもさまざまな特殊な症状があり、なかには意外なものもあります。
そして、一般に″こういう症状は肝臓が悪いときだ″といわれていることで、間違っているものもあります。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。