手にひらに斑点(まだら)が…肝臓が弱ってる!!?

肝臓がやられると、手掌紅斑といって、手の平のまわりがくっきりと真っ赤になることかあります。
さらに手の指の先も赤くなります。
手の平をみてください。

誰でも血液が流れているのですから、ほの赤くピンク色にはなっています。
しかし手掌紅斑の場合には、バラ色のようにあざやかに、境界があり鮮明に赤いのです。
猿のお尻のように、ふっくらと盛り上かったところが真っ赤だ、といったらその感じがかめるでしょう。

たしかに肝臓の悪い人、肝硬変の人には、この手掌紅斑がはっきりと出ます。
全部が全部出るわけではありませんが、出る人は多いのです。

ここで大事なことがあります。
それは、肝臓が悪いと手掌紅斑が出ますが、手掌紅斑があっても必ずしも肝臓が悪いとはいえないということです。
最近は医学知識が普及していて、私のところにも「手の平が赤くなると肝臓が悪いとききましたので来ました。
肝臓を調べてください」という人が訪れます。
ところが、検査をしても悪くないという場合があります。

酒を飲みながら、みんなで手の平をみせ合ったりなどして、「どうだい、お前の手の平は…、ちょっと赤くなってるからおかしいぞ」なんて、あまりおどかさないことです。

こすったりしていると、そのうち手の平がだんだん赤くなってきますが、こういうのは手掌紅斑とは言いませんで、こすり紅斑、ないしは酒によって血液の循環がよくなったための飲酒性紅斑とでもいいましょうか。
まあ、手の平も酔っぱらったわけです。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。