朝食抜きは肝臓を弱くする

サラリーマンの中には朝食抜きで出かける人が増えていますが、こういう食生活は体力の低下を招くばかりか、肝臓にも決してよいことではありません。

食べた栄養は消化・吸収されて一度は肝臓に集まってきます。
ところが、あるときには全然集まらなくて、あるときにはドッと集まってくるとしうのでは、肝臓は円滑に働くことができません。

やはり栄養は平均してとるべきです。

たとえば、急性肝炎で入院した患者さんが食事ができない時、私たちは1日平均して栄養が行き渡るように点滴をします。
それも短時間にドッと流し込んで、それで終わりということはありません。

何時間もまんべんなく栄養、がゆきわたるようにするわけです。

しかし、点滴は病気の場合であって健康な人は、朝、昼、晩の1日3回きちんと食事をとっていれば肝臓も円滑に働いてくれます。

それから、たとえ朝食抜きでも、昼食と夕食をきちんと食べて栄養がとれていればよいのですが、昼食は時間がないからと軽くメン類だけですませたり、夜はつまみも食べずに酒を飲んだりすると、肝臓にとってもっとも大切なタンパク質の補給が十分にいかないということになります。

タンパク質は長期間の備蓄がきかないので、毎日必ずとらないと肝臓の働きを弱めます。

クスリも肝臓には毒

ちょっとしたことで薬を飲むという人が多いようですが、薬剤性肝障害という言葉、があるくらいで薬も肝臓を障害することがあります。

薬は肝臓で解毒されます。

ですから、毎日あまりにも大量の薬を飲んでいるとそれだけ肝臓には負担になるわけです。

必要なときに、必要なだけ飲むというのが病気を治すには効果的で、飲みすぎれば遂に肝臓を障害するということが起こるのです。

薬が肝臓を障害する原因は2つあって、一つは薬そのものの作用によって肝臓を障害する場合と、もう一つはその薬によってからだがアレルギー反応を起こして肝臓を障害するという場合です。

このふたつを含めると、ほとんどありとあらゆる薬がある程度肝臓を悪くする可能性があるといえます。
その中でもいちばん障害する可能性の高いのは抗生物質です。

なぜなら、抗生物質は体内のバイ菌を殺す薬です。

バイ菌も人間も同じ生物であり、一方の生物を殺すような強い薬が生身の人間にとっていいわけがありません。

そのため、抗生物質を飲石ときには細心の注意が必要なのです。

それから、慢性肝炎とか急性肝炎で現在肝臓を悪くしている人は、なるべく肝臓の薬以外の薬を飲まないように心がけたほうがよいでしょう。

肝臓の悪いときは、肝臓の機能も低下しているので余計な薬はそれだげ肝臓の負担になり、
肝臓のためにもよくないからです。

しかし、カゼを引いて熱かおるなどというときは早めにカゼ薬を飲んで早期に治してしまったほうがよいでしょう。

頭痛薬や睡眠薬を何ヵ月もダラダラと飲んでいるというのがよくないのです。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。