毎日お酒呑むんだけど適量ってどのくらいなの?

お酒は毎日でも飲みたいが、からだはこわしたくないということで、愛酒家のもっとも気になるところでしょう。

アルコールの代謝量は体重1キログラム当たり、一時間当たり、0.1グラムです。

したがって、体重60キロの人だと、一時間当たり6グラムとなります。

夜、お酒を飲んで翌朝には働かなくてはなりませんから、

12時間万全部分解される量というと6×12=72グラムとなります。

日本酒一合は25グラムのアルコールを含んでいますから72÷25=2.8合となります。

これは最大量なのですから二合以下が安全です。

一日3合以上毎日飲んで、5年以上かっと脂肪肝になる確率がきわめて高い。
したがって、やはり2合以下がよい。

また、カロリー量も考慮に入れなげればなりません。

お酒を飲めばそれだけカロリーを沢山とることになり、その分だけ他の食物からのカロリーが少なくなるからです。

一日の総摂取カロリーを2000カロリーとすると、その30%以下をアルコールからとるようにすれば肝臓をいためることはありません。

ところが、食事も満足にしないで、総摂取カロリーの50%以上を酒でまかなっていると肝硬変になりやすい。

2000カロリーの30%なら安全ということで、それを日本酒になおすと3合になります。

したがって、カロリーの面からも2合以下なら安全だということです。

この2つの面から考えて、結論としては2合以下ならいちおう安全だといえましょう。

もちろん多少の個人差はありますが、もっとも少なければ少ないのに越したことはありません。

毎日5合以上飲んでいるのであれば3合以下にすべきです。

適量を毎日飲むのと深酒を一週間に一度ではどちらがよいですか。

これを医学的に”こちらがよい”と断定するのは非常にむずかしいことです。

そこでこの場合、適量とは二合ギリギリ、そして深酒を三合以上と解釈しましょう。

そのうえで結論をズバリいうと、深酒を一週間に一度のほうに軍配を上げます。

こういうと、先ほど「2合以下なら毎日飲んでも大丈夫」といったじやないか、と反論されそうですが実は、この”毎日”というのが問題になるのです。

毎日という前提はあるが少なくとも人間にとって安全な量をいったのです。

もちろん二合以下は安全値なのですが、休みがないというのが気になります。

ですから、もっといいのは定期的に週2日くらいは飲まない日があったほうがいいということです。

毎日飲行より深酒を週一度のほうがよいというのもこれと同じことで、それだけ肝臓を休ませる時間があるからです。

肝臓を休ませることは大切なことです。

深酒をすれば、健康な人でも一過性の肝障害にかかることがあります。
しかし、これは数日で元にもどります。

1日でも2日でも間をあげると、肝臓は立派に元にもどる力があるのです。

ところが、適量といっても適果ギリギリを毎日飲みつづけていると、それだけ肝臓を休ませる時間が少ないわけで、肝臓は気がつかないうちに弱っていくのです。

だから、もっともいい飲み方は、適量でしかも飲まない日をつくることです。

週休2日の世の中ですから、肝臓にも週休2日はとってあげたいものです。

プロフィール


サイト管理人:藤田 正
某病院につとめる中年男性。
みんなで楽しくお酒をのむことが大好きです。

お酒にまつわるちょっと怖い話や、
安全なお酒の飲みかたを紹介させていただきますので、
ビールを片手に楽しく読んでいただけたらと思います。